ボードゲーム「アルティプラーノ」が面白かったので、魅力を語りたい
ここのところ、日々ボードゲームを遊んでいます。
気に入ったゲームは色々あるけれど、せっかくだからこの楽しさを文字に残しておこう!と思うゲームが現れました。
それがアルティプラーノ(Altiplano)です。
アルティプラーノは、南米アンデス山脈の、アルティプラーノ高原を舞台にしたゲームです。
集めた素材チップを袋に入れ、手番ごとにくじ引きをします。引いたチップで色んな行動をして、点数を稼いでいく。ざっくり言うとそんな内容。
パッケージには顎がしゃくれた黄土色のアルパカが1頭。なかなか特徴的。
作者はReiner Stockhausenさんという方で、過去にはオルレアンというボードゲームを作られています。
集めたチップを袋に入れ、手番ごとに引くというシステム(バックビルディングシステムと言うらしい)は、過去作オルレアンから引き継がれています。
アルティプラーノが何故面白いと感じたか、次の3点にまとめてみました。
①相手から妨害を受けづらい
②チップのくじ引きが楽しい
③デザインがカラフルで盤面が賑やか
まず、①相手から妨害を受けづらい。
ゲーム中、相手を攻撃・阻害する為に行動することがよくあります。
妨害しないと目的が達成出来ないという状況もしばしば。
一方アルティプラーノでは、個人専用のボードが配られ、その内々で行動を選択する為、他者の干渉をなかなか受けません。
ただ、得点カードや追加の個人ボードなどは早い者勝ちで手に入る為、そこは競争になります。
自身の采配が重要、という点に重きを置かれているところがとても好みですね。
続いて②チップのくじ引きが楽しい。
ゲーム中の行動を決めるのには、獲得したチップを使います。黒い巾着袋にチップを入れ、決まった枚数をくじ引きした後、ボードに配置するのです。
チップによって配置出来る場所が変わり、また取れる行動も異なるので、運否天賦のくじ引きがなかなか重要な要素になります。
くじ引きといえば、子供の頃に夜店祭りで千本引きとか100円くじを何が当たるか無邪気に妄想しながらやったもんですが、大人になってボードゲームでくじ引きするのもウキウキしちゃいます。
「アルパカ(チップ)こい、アルパカこい!!」と念じて理想のチップが引けずに、「あぁ~っ!」と頭を抱えるのもまたあはれです。
最後、③デザインがカラフルで盤面が賑やか。
南米が舞台なので、まずゲームボードの色合いが南米カラーがベース。黄色、赤、緑!
原色より彩度は低めですが、眺めていてエネルギーを感じる色合いです。
そしてチップの色も鮮やか。
アルパカ、羊毛、布、銀、鉱石、石、魚、木材、ガラスなど、種類が多い!それぞれ背景色が異なっていて、チップをテーブルに並べた時の眼福感。並べるだけで愛しくなります。
アルティプラーノの魅力についてつらつらと書いてきましたが、ボードゲームを嗜んでいる方も、ボードゲームとは何ぞ?という方も、
もし気になったらアルティプラーノ、ネットで検索してみていただけると嬉しいです。
ただ、遊ぶには説明込みで2時間強かかり、ボードゲーム初めての方には敷居が高いと思いますので、お気をつけください。
それでは!