メシフクロウの雑記

メシフクロウの雑記です。文字で語りたい。

スリザーリンクと推理パズルと読書とボードゲームの共通点の話

趣味であるスリザーリンクと推理パズルと、
読書と重量級ボードゲームの共通点を見つけた話をする。


はじめに、気づいた共通点は何かというと、
「取り組む前にルール(情報)が全て公開されている」という点だ。


4つの趣味について少し説明する。

まずスリザーリンク
パズルの一種で、線を書き入れ一繋がりの輪にするのが目標だ。
盤面には1から3までの数字が書かれていて、
周りに線が何本引かれるかを示している。
数字のヒントを組み合わせて、解くパズルゲームだ。

続いて推理パズル。
提示されたヒントを元にし表を埋めるのが目標だ。
例えば、「メンバー5人の持ち物・食べたメニュー・好きな色を当ててください」
という問題が出されたとする。
ヒントとして、

「たかし君は持ち物はバッグである」
「さちこさんが食べたメニューはナポリタンではない」

などと提示され、
表に◯✕を書き入れながら
誰が何を持ち、何を食べ、何色が好きかを当てるという
論理パズルである。

次に重量級ボードゲーム
ボードゲームとは人生ゲームや、オセロ、将棋などを初めとする
電気を使わないゲームの総称で、
近年は海外産のボードゲームが密かな盛り上がりを見せている。
重量級は、その中でもプレイ時間1〜2時間超えのゲームのことを言う。
運はもちろん、戦略、使う駒の采配などが鍵になる為、
より思考力が求められるゲームが多い。

最後に読書。
言うまでもなく、本を読むことである。
1人でも、どんな場所でも空想の世界にダイブでき、
泣き、笑い、心を震わせることが出来る稀有な行為である。


この4つの趣味でわたしが好きな点は、
先に与えられたルールや情報だけを元に、
脳内でじっくり思考したり、想像しながら遊べるというところだ。
ボードゲームに関しては長考は好まれないが)

言葉自体を知らなければ解答出来ないクイズや、
技術や訓練が伴うスポーツとは違い、
システムや字面さえ理解出来れば、あとはちょっと考えて遊ぶだけ、
というお手軽さが非常に魅力的だ。

読書も紙面に並んだ活字を読むだけで楽しめる。
理解出来ない表現や慣用句などもあるが、
「勉強」レベルで辞書を引く必要はほとんどない。

知識のインプットを必要とせず、
個人のペースで粛々と取り組める活動が好きなのだ。


自身の能力を高めることで、
より高度な結果を出すことに惹かれる人もいるだろう。
しかし、自身の脳内で巻き起こるドラマに没入し、
ひとときを過ごすという時間はとても満たされている。

そう説明すると生産性がなく、自分が怠け者に感じられるが、

いいじゃない、趣味だから

の一言で片付けられるのだから、何とも幸せだと感じる今日であった。