メシフクロウの雑記

メシフクロウの雑記です。文字で語りたい。

久しぶりに田舎から東京に来たら楽しすぎました【前編】

東京に久しぶりに来たら、楽しすぎた話をダラダラします。


旦那と高速バスに乗って、今朝新宿に着きました。
元東京住まいだったとはいえ、久々の都会。交差点の人の多さに驚きました。

ダイコクドラッグで買い忘れていた旅行グッズを買い、ファーストキッチンで軽い朝ご飯。
新宿のファーストキッチンの外観は、ウェンディーズにほぼ乗っ取られていました。いつの間にか統合していたのですね。オレンジ色の爽やかな外観が、懐かしいです。代わりに三つ編みガールの顔がババン!と全面に。巨大です。
テンションが上がって、ファーストキッチンのメニュー広告の前で記念写真を撮ってしまいました。
朝食に選んだ明太バターポテトは、バターソースがバリ旨なので超オススメ。

ダイコクドラッグファーストキッチンの店員さん、共通して接客がまあ速いこと。レジ打ちも、釣り金渡しも。「大変お待たせしました~」の「大変」も、お上りさんのわたしにとってはとるに足らない待ち時間。笑顔もばっちりで、日本の接客技術が褒められる理由もわかりました。

新宿の目当ての店が開店するまで、カラオケマックで時間をつぶしました。朝の時間は値段が手頃で、時間つぶしにカラオケは最適です。
旦那のサザンオールスターズaikoに涙腺を破壊されたので、わたしはももクロを歌ってテンションを上げます。
今や有安杏果がいないももクロですが、カラオケのライブ動画を見て、残った4人を応援していこうと改めて決意しました。

11時、東京油組総本店が開店したのでカラオケから移動。東京に来た時は必ず食べると決めているくらい、大好きなお店なのです。
油そばにお酢とラー油を何周かまわしかけて、無料の刻み玉ねぎを山盛り投入。あとは混ぜて熱いうちに食べる!食べる!!!
並盛、大盛り、W盛りが同値段なので、2人共大盛りをチョイスし、ペロッと完食。
思ったよりあっさり食べれるので、女性でも大盛りをぜひ。通常の油そば辛味噌があるので、ぜひ両方共食べてみていただけたら…!美味しいです!!

腹が満たされたところで、電車で秋葉原に移動。
旦那のボードゲーム仲間と一緒に、イエローサブマリンというボードゲームショップに併設されたプレイスペースで、ボードゲームに興じます。
利用料は1卓300円。安い。
スペースは平日にも関わらず、半分強埋まっていました。ボードゲームの広まりを感じますね。

さけあつめ、カマリ、Youtube動画タイトルを作るゲーム、ギフトトラップ、ヒトトイロ、我流功夫極めロード、ふくろと金貨…など、皆で持ち寄ったゲームを7種類遊びました。
さけあつめという、鮭になって川昇りをするゲームでは大勝してイクラトークンを山盛り獲得出来たのと、かっこいい技名を作る功夫極めロードで「黒雷(ブラックサンダー)」という技が繰り出せたのがハイライト。
勝利の味も、敗北の味も、仲間と一緒なら楽しく味わえます。
わたしだけ次の予定があったので、旦那を残して離脱。ボードゲームが繋いでくれる縁に感謝です。


離脱した後は、久しぶりにお芝居を見に行きます。
楽しすぎた東京観光、後編に続きます。

【日々日記】サイクリングと家族でボードゲーム

2018/6/4
少し長めのお休みがスタート。

昼間は自転車に乗って市内をサイクリング。
直射日光が肌を刺激したが、広い道路を駆け抜ける爽快感がたまらない。
車に乗っている時とは違う景色のようにも感じる。

サイクリングの目的地はゲームセンター。
まさかのメダルゲームに時間を費やしてしまった。
以前のブログに「1か月後くらいにやりにいこう」と書いたのに、ちゃっかり遊んで楽しんだ。

今回のジャックポットでは、1300枚強もメダルを獲得。メダルタワーは最高1000枚なので、300枚強はそのまま手元に落ちてきた。
建てたメダルタワーを倒すのには難儀したが、無事難攻不落の壁を突き破る。
結果、前回よりもメダルは減ってしまったが、他のメダルゲームでも思わぬ当たりを出したりして、
大層楽しめた。

夜。家族でボードゲームを遊んで、
全員が全員大爆笑。全員の笑顔がはじけた。

家族がボードゲーム仲間として最高なのではないかと、今夜気づかされた。
遠慮なしに対戦出来て、色々なボードゲームに付き合ってくれるのは本当にありがたい。
ストレスフリーな時間を提供してくれたボードゲームと、ノリノリでボードゲームに付き合ってくれた家族よ。ありがとう!


何故こんなに楽しかったか、
理由を備忘録がてら以下に。

①すずめ雀は親世代にオススメ
②バウンスオフのチーム戦は面白すぎる
ボードゲームとお酒の相性良し
④居間の大きなテーブルで遊べる
⑤運要素のあるゲームを選ぶ

【ネタバレ有り】みをつくし料理帖が大好きで、心励まされるという話

みをつくし料理帖、最終巻「天の梯」を読んだ。

澪がお侍(徒組)たちに弁当を供す場面が急に読みたくなったのだ。
握り飯3つ、青菜の切漬け、鮪の柵を塩煎餅を衣をつけて揚げた物を、16文の弁当とする澪。
素朴ながらもその心配りも味わいに胸を打たれるお侍たち。

「張出大関ー親父泣かせ」のサブストーリーとして語られ、
物語の重要の一片を担う物語を読み始めたのを皮切りに、
結局、天の梯をまるまる読了してしまった。


みをつくし料理帖は、不遇な身の上にあった料理人・澪が、
艱難辛苦に耐え、自らの才覚と努力で人生を切り開いていく物語だ。
澪が逡巡し、困り果て、それでも感謝の気持ちと信念を忘れずに前を向いていく姿は、
人生に惑う自分を励ましてくれる。

最終巻では、今まで積み重ねてきた布石を見事に回収し、
あさひ太夫こと、澪の幼馴染・野江の身請け、そして
澪が選んだ結末までしっかり語られている。


天の梯は初版が2014年、もう4年も前の本である。
1度購入して本棚にしまっておいたはずなのだが、
引越しや掃除のどさくさに紛れて紛失してしまった。

もう1度澪やつる家の仲間たちに会いたくなり、
1巻から徐々に読み進めていた際に紛失に気づき、
慌てて買い直す程、シリーズ通して大好きな物語である。


気分がふさぎ込むと、何故か澪が作る料理に会いたくなる。
それは澪が「食は、人の天なり」を心星とし、
食べる人の心や体をおもんばかって直向きに料理をしているからではないか。

読者故に料理を口にすることは出来ないが、
ほかほかと湯気をたてる椀物や、
じゅうじゅうと音をたてる鍋物
知恵を凝らしてこしらえた一品のさくさく感などが、
脳を美味しく満たしてくれるのだ。
現実の腹は膨れないが、想像の腹が膨れて満足し、
「よし、また明日も頑張ろう」という気持ちにさせてくれる。

今日も昨日の疲れがイマイチ取れず、ドンヨリとしていたが
本を読み始めると曇り空は次第に晴れ、
天の梯の大団円、野江の身請けシーンでは
登場人物の一挙手一投足にボロボロと涙してしまった。

読了後には枕元にこんもりとティッシュの山。
よくこれだけ泣けたものだと感動しつつ、
日常に戻っていくわたしなのである。


「雲外蒼天」の相を持つ澪。
人生に艱難辛苦があろうとも、
辛抱して精進を重ねれば、
誰よりも美しい青空を拝むことが出来るという意味だ。

この四文字熟語を、これ程体現する主人公が他にいるだろうか
と思う程、読むのが辛い時もある。

また、作者・高田郁さんには、
「ええっ!このキャラが!?」
「ここでこうなっちゃうの!?」
と、読者は翻弄されっぱなしになるが、

必ず最後には美しい空が見えると信じて、
ぜひ、みをつくし料理帖を手に取ってみてほしい。

必ずあなたの心に光をくれると、わたしは信じている。


ちなみに今年2018年には、
読者待望のみをつくし料理帖、特別巻が出るという話です。
高田先生、首を長くしてお待ちしています!!


では。じゃーね!

健康温泉桃太郎の入浴料が安くなる!魅力も一緒に伝えたい!

温泉が大好きです。
週に1度は温泉に行き、水蒸気で満たされた浴場を闊歩し、
広い湯船でしみじみとしています。

 

温泉が多い青森県内では、
休みごとに色んな温泉を利用している、
何て方もいるのではないでしょうか。

 

弘前住まいの温泉フリークの皆さんに、
どうしても伝えたいことがあります。


これからの時期、

利用料金がめちゃ安くなる温泉があるのです。

 

 

その温泉の名前は?


その温泉は「健康温泉桃太郎」です。
名前を知っている方も多いかもしれません。

 

知らない方は、下の地図で場所をチェックしてみてくださいね。
城東地区方面にある温泉になります。

 

 

どれだけ安くなるの?


温泉が誕生してから31周年記念サービスとして、
6月・7月の2か月間
大人入浴料が、通常380円のところ、

なんと200円

 

安すぎます。

 

健康温泉桃太郎の魅力を伝えたい!

せっかくなので、わたしも普段よく利用している

健康温泉桃太郎について、少しだけご紹介させてください。


地元で長く愛されている温泉で、少し熱めのお湯が特徴です。
打たせ湯、サウナ、露天風呂の他、
人気の炭酸泉風呂も完備しています。

 

温泉には、疲労回復・リウマチ・冷え性他、
様々な効能がありますよ。


駐車場は広々としていますので
少し混雑していても問題なく駐車できるのが嬉しい点です!

 

受付の皆さんは明るく気さくな方ばかり。

ロビーでは喫煙も可能です。
タバコの煙が苦手な方は、
灰皿から離れたスペース(受付前)に
テーブルがありますので、そちらの利用がオススメです。

 

その他オススメポイント

 

熱いのが苦手、だけどしっかり内湯につかりたい。

という方には内湯内にあるベンチがオススメです

湯舟のヘリに座るのではなく、

内湯の真ん中に、腰掛出来る場所があるので、

贅沢な気分が味わえます。

 

健康温泉桃太郎を利用した際、ぜひチェックしていただきたいのが

イベントカレンダーです。

何と月に1度、入浴無料券がもらえるサービスデーがあるのです!
サービスデーの日にちは毎月変わるので、
館内に貼られたイベントカレンダーを確認してみてくださいね。

 

 

これからの季節は気温が徐々に上がってきますが、
まだまだ弘前の夜は肌寒い日も多いかと思います。

 

広い湯舟にじんわりつかったり、
夜風に吹かれながら露天風呂を楽しんだり、
炭酸泉のぷちぷちした感触を楽しみながら、
汗を流してみませんか?

 

わたしもよく利用している温泉ですが、
200円と聞いて、より通う頻度が上がりそうです。

ぜひ、弘前の温泉、
健康温泉桃太郎を訪ねてみてくださいね!

じゃね!

【日々日記】焼鳥の缶詰と三元豚のソテー

2018/5/25

自分ばかり。
という言葉が頭に浮かぶ。
自分ばかり何故こんなに大変なのだ、と。

こんなに自分は頑張っているではないか。
もっとわたしを褒めてくれ。
同僚ももっと仕事をしてくれ。 

こんな風に思う時は、100%疲れている。

 
疲労は自分を不機嫌にする。
怒ってイライラを昇華出来る人もいるだろうが、
わたしは丁度よく怒るということが出来ない。
それが歯がゆく、さらに心臓が削れる思いがする。

帰宅後、疲れを取る為、
晩酌に焼き鳥の缶詰を食べてみた。
身は固いがすこぶる美味しい。
とろみがついた甘めのタレが、
かさついた精神をわずかに癒した。
 
冷たい食事は、湯気が出る食事と異なり
心を浮き立たせ活力をつけることはないが、
しんみりと染み入る何かがある。

旦那からレモンチューハイを1口もらって、
ちびちび食べる鳥肉は、
妙に旨かった。


2018/5/26

旦那が夕食を作ってくれた。

スーパーにて、三元豚がセールしている!と
嬉しそうにしていた彼が用意した一皿には、
三元豚のソテー・しめじのせが
丁寧に盛り付けてあった。

一口食べて豚肉の脂の甘みに興奮し、
腕を振り回しながら小躍りした。

皿は肉から溢れだした脂分で
たぷたぷとしていたが、
塩っ気が効いていたので
ついつい飲み干してしまった。

旦那と別のタイミングで食事を取ったから出来たことだが、
健康に差し支えるので、皆さんは真似しないように!


忙しい間をぬって、嫁を小躍りさせる逸品を作り出す旦那の尊さよ。

今日も色々と楽しい出来事があったが、
豚肉料理の味と脂がパッと頭に浮かんだので記しておく。

メダルゲームに癒されて、ジャックポットに人生を見た話

メダルゲームに大変心を癒やされた。

 

メダルゲームとは、
ご存知の通り、ゲームセンターに置いてあるゲームの一種だ。

 

ゲームセンターで購入したメダルをゲーム機に投入すると、
機械内で一定のリズムで動くバーがメダルを押し出してゆく。
押し出されたメダルが穴に落ちると
メダルを獲得することが出来る。


映像演出ではスロットやミニゲームが楽しめたり。
スロットに当たるとメダルや大玉(スーパーボール)が
降ってくるものもある。

 

ゲームセンターに置かれているアミューズメント機器だが
パチンコやパチスロ同様の中毒性がある。
その為、ギャンブルのイメージが非常に強く、
あまり良い印象がないのは今も変わらない。

 

しかし、休みの日に遊びたくなる気持ちはよーくわかった。
理由は以下だ。


・仕事を忘れられる
ジャックポットに人生を感じた

 


まず、仕事を忘れられる点。


メダルゲームはバーが常に動いている為、
効率的にメダルを獲得する為には、
バーのタイミングを見計らうことが重要だ。
(と思ってわたしは遊んでいた)

 

しかも、1枚入れたくらいでは機械内のメダルの山はびくともしない。
絶え間なくメダルを投入し続けなければならないのだ。

ゲーム中は、バーのタイミングとメダルの投入方向をひたすら読むことと、
メダルの残数に注意を払うのみ。

 

単純作業なので、ほぼ思考を放棄しているといっても過言ではない。

しかしメダルの山を落とすという一点に集中し、
金銭感覚・時間感覚を捨ててゲームに没頭した結果、
目的を達成すると非常に気分が良い。

 

人に気を遣わず自分のペースで時間を過ごせ、
スマホSNSに束縛されることもない。
突然降ってくる仕事関係の雑務からも解放されていたと
ゲームを終えた後に気づいた。

 


2つ目、ジャックポットに人生を感じたという話。


今日遊んだメダルゲームには、ジャックポット
所謂大当たりがある。

 

大玉を規定の数だけ穴に落とすとジャックポットとなり、
そこからルーレットで当たりを出した分、
機械がメダルタワーを積んでくれる。

 

メダルタワーを積んでもそれがすぐ獲得出来る訳ではない。
メダルを投入してメダルタワーを穴に落とすことで、
ようやくメダルを我が物に出来るのだ。

 

これが何とも悩ましい代物で、
メダルをいくら投入しても、なかなか穴に落ちてくれない。
今回ジャックポットで積まれたメダルタワーは、
何とメダル総数が800枚超。
タワー自体がめちゃめちゃ重い。

 

メダルの100枚や200枚投入ごときでは、1ミリ動かすのもやっと。
タワーを積んだは良いが、倒せないのではないかと何度も諦めかけた。
しかし、ゲームが楽しくて予算ギリギリまで続けた結果、

巨大なメダルタワーは根元から穴に落ちていった。


本当に落ちるものなのだ。
と、獲得したメダルを眩しく見ながら思った。

 

何百というメダルを投入したにも関わらず、
じわりじわりとしか押し出されないタワー。
しかし地道に歩みを進めることによって、
ついに目的は達成される。

 

夢というのも、無駄ではないかと思える作業を、
積み重ねることにより、ついには達成出来るものなのではないか。

 

「無理ではないか」「もう時間もお金も尽きるのではないか」
という焦燥感に突き動かされながらも、
好き故に続けた結果、夢を現実とすることが出来るのかもしれない……。

 

………

 

自ら建てたタワーを何とか穴に落とせた喜びに浸るあまり、
「夢を叶えるには」という人生の大命題と
ジャックポットを結び付けて考えたのは、
あまりにも飛躍しすぎである。

しかし、それだけ嬉しかったので、記憶として留めておこう。

 

 

今回、メダルゲームで使った金額と獲得枚数を以下に記しておこう。

 

現金2000円+会員カードポイント400点で、
メダル数600枚でスタートし、
1200枚まで増えたところでゲームを終えた。

 

はまると沼が深いので、

安易に「メダルゲーム面白いよ!」とオススメ出来ないが、
限度を守ってたまの気晴らしに遊ぶのは良いかもしれない。

 

今回はたまたま運が良かったが、
全てのメダルが機械に吸い込まれて、はい終了。
という結末も往々にして有るので、気をつけていただきたい。

 

 

仕事から離れ、久々にリフレッシュ出来たこと。
夢を叶えるというのは地道な作業の連続だが、
時には叶うこともあるのだと、身をもって知れたということで、
良い目を見せてもらった1日。

 

我ながら単純だが、こういう日もたまには良いだろうと思っておくことにする。

 

たまったメダルはゲームセンターに預けておいたので、
1月以上間をあけて、また気が向いたら遊びに行こうと思う。

 

 

じゃね!

バレエシューズの色についてのニュースを読んだので、バレエについて雑多に語る

 News in Levelsで、

「Colours of the Ballet Shoe」というニュースに興味を惹かれたので読んでみた。

その名の通り、バレエシューズについての記事だ。

 

読んだ後にニュースソースなどを調べていたら、少し熱くなってきたので

バレエについて雑多に語ろうと思う。

 

News in LevelsのHPはこちら

https://www.newsinlevels.com/

 

Colours of the Ballet Shoe(ニュース原文)

https://www.newsinlevels.com/products/colours-of-the-ballet-shoe-level-3/

 

 

ニュースの内容とは

 

内容をざっくりと紹介する。(誤っている可能性もあるのでご注意を)

 

バレエシューズの色はピンク色が当たり前になっているが、

黒人ダンサーが生足で踊ろうとする時は、

シューズを肌に合わせて塗らなくてはならない。

 

SNS上で異議を唱えたのが、英国ロイヤル・バレエ団のソリスト

エリック・アンダーウッドさん。

貴重なウォーミングアップの時間を浪費したくないという訴えは

一流のバレエシューズメーカーの耳に届くことになる。

 

この変化がバレエの世界において、大きな意味を持つことであろう。

 

 

バレエシューズに色について思うこと

 

ニュースを読んでまず第一に思ったのは、

バレエシューズの色ってダサかったよなぁ…である。 

(バレエや、バレエに携わる方々を誹謗中傷しようという気は一切ないので、

このような表現になることご容赦ください)

 

浅はかな過去を少しだけ語らせてもらう。

 

お芝居の勉強をしていた時代、バレエのレッスンを受けていたことがある。

当時、バレエには全く触れて来なかったが、レッスンを受けるのが義務なので

シューズを買わなければならないという話になった。

 

バレエ=トゥシューズというイメージだったものだから、

全体が布で出来たバレエシューズがとてつもなく貧相に感じ、

まして肌色に近いピンク色が、女々しくて気に入らなかったのを覚えている。

 

 

バレエは足先で魅せる芸術だ

 

今考えれば、バレエシューズで最も大事な点は

足先を如何に美しく見せるか」だ。

 

足をより長く、そして純度の高い状態で見せる為に

ダンサーの肌に近い色が靴色に選ばれているのであろう。

 

レッスンではフレックス、ポアントといった足の形がきちんと出来ているか、

コーチや教師が確認する為に助けになる。

肌色以外の色、たとえばビビッドなイエローや花柄なんかだと、

お洒落としては良いかもしれないが、足先が見づらいだろうし、

肉体にシンプルな美しさを求めていくバレエには不似合いだろう。

 

爪の先まで美しく。

スポーツ同様に肉体を研ぎ澄まし、

張り詰めた緊張感と共に繰り出す優美な技術と表現力で、

魅せるものなのだ。バレエは。

 

いや本当に、過去の自分はバレエの魅力をわかっていなかった。

舞台を降りて一般人になって何よりだと思う。

 

 

ウォーミングアップの重要性について

 

権威あるバレエ団であれば 、靴色にも、そして(ウォーミング)アップの時間にこだわりを持つのは当然だろう。

前述したが、バレエシューズへの不満を訴えたのは、

英国ロイヤル・バレエ団に所属するエリック・アンダーウッドさん。

  

ロイヤル・バレエ団のメンバー紹介のページを見てみたが、

いやあ魅力的なこと。この肉体美よ。 

Eric Underwood — People — Royal Opera House

 

BBCのニュースから、彼がアップの時間にわざわざ塗っていたバレエシューズと、

新しく製作されたバレエシューズが見れるので、

英語サイトだが写真だけでも見てほしい。

 

www.bbc.com

 

刷毛でむら無く色をつけるのは、相当時間がとられるだろう。

公演までの貴重な時間は、筋肉を温めるだけにあるのではない。

スタッフや出演者と言葉を交わしたり、

自身の世界に入り精神統一をするなど、

心の安定の為に用いられねばならぬのだ。

 

より有益に時間を使うという意味で、

彼の訴えは理にかなっているし、

靴製作という行動に移したメーカーは素晴らしいと思う。

 

 

多様性は芸術を豊かにする

 

多様性が叫ばれている現代。

女性が、男性が、白人が、黒人がという概念が取っ払われ、

意志決定は個人の考えを尊重すべきという考えが広まってきている。

 

そう考えると、肌の色に合ったオーダーメイドのシューズなんてのがあっても良いくらいだ。

むしろロイヤル・バレエ団のソリストでさえ、肌の色を元とする悩みを抱えているとは、常識とはそれ程根強いものなのだろう。

 

多様性は芸術をより豊かにするとわたしは思う。

バレエだけに留まらず、表現活動全てが

常識に囚われず、自由で、人の個性が透けて見えるものであると

楽しいなと思うのであった。

 

 

以上、脈絡もなく語ってきたが、

とにかく今無性にバレエが見たい。

研ぎ澄まされた肉体から放たれる世界に包まれたい。

動画でもあさってみようか。

 

8月までの目標で、「英語ニュースを和訳して、感想をブログで綴る」というのが

あったので今回記事にしてみたが、

記事周辺を調べることで自分の興味関心がどこにあるかが知れたので、

なかなかの収穫だったと思う。

 

またニュースを読んで熱くなってきたら語ろうと思う。

じゃね!