メシフクロウの雑記

メシフクロウの雑記です。文字で語りたい。

メダルゲームに癒されて、ジャックポットに人生を見た話

メダルゲームに大変心を癒やされた。

 

メダルゲームとは、
ご存知の通り、ゲームセンターに置いてあるゲームの一種だ。

 

ゲームセンターで購入したメダルをゲーム機に投入すると、
機械内で一定のリズムで動くバーがメダルを押し出してゆく。
押し出されたメダルが穴に落ちると
メダルを獲得することが出来る。


映像演出ではスロットやミニゲームが楽しめたり。
スロットに当たるとメダルや大玉(スーパーボール)が
降ってくるものもある。

 

ゲームセンターに置かれているアミューズメント機器だが
パチンコやパチスロ同様の中毒性がある。
その為、ギャンブルのイメージが非常に強く、
あまり良い印象がないのは今も変わらない。

 

しかし、休みの日に遊びたくなる気持ちはよーくわかった。
理由は以下だ。


・仕事を忘れられる
ジャックポットに人生を感じた

 


まず、仕事を忘れられる点。


メダルゲームはバーが常に動いている為、
効率的にメダルを獲得する為には、
バーのタイミングを見計らうことが重要だ。
(と思ってわたしは遊んでいた)

 

しかも、1枚入れたくらいでは機械内のメダルの山はびくともしない。
絶え間なくメダルを投入し続けなければならないのだ。

ゲーム中は、バーのタイミングとメダルの投入方向をひたすら読むことと、
メダルの残数に注意を払うのみ。

 

単純作業なので、ほぼ思考を放棄しているといっても過言ではない。

しかしメダルの山を落とすという一点に集中し、
金銭感覚・時間感覚を捨ててゲームに没頭した結果、
目的を達成すると非常に気分が良い。

 

人に気を遣わず自分のペースで時間を過ごせ、
スマホSNSに束縛されることもない。
突然降ってくる仕事関係の雑務からも解放されていたと
ゲームを終えた後に気づいた。

 


2つ目、ジャックポットに人生を感じたという話。


今日遊んだメダルゲームには、ジャックポット
所謂大当たりがある。

 

大玉を規定の数だけ穴に落とすとジャックポットとなり、
そこからルーレットで当たりを出した分、
機械がメダルタワーを積んでくれる。

 

メダルタワーを積んでもそれがすぐ獲得出来る訳ではない。
メダルを投入してメダルタワーを穴に落とすことで、
ようやくメダルを我が物に出来るのだ。

 

これが何とも悩ましい代物で、
メダルをいくら投入しても、なかなか穴に落ちてくれない。
今回ジャックポットで積まれたメダルタワーは、
何とメダル総数が800枚超。
タワー自体がめちゃめちゃ重い。

 

メダルの100枚や200枚投入ごときでは、1ミリ動かすのもやっと。
タワーを積んだは良いが、倒せないのではないかと何度も諦めかけた。
しかし、ゲームが楽しくて予算ギリギリまで続けた結果、

巨大なメダルタワーは根元から穴に落ちていった。


本当に落ちるものなのだ。
と、獲得したメダルを眩しく見ながら思った。

 

何百というメダルを投入したにも関わらず、
じわりじわりとしか押し出されないタワー。
しかし地道に歩みを進めることによって、
ついに目的は達成される。

 

夢というのも、無駄ではないかと思える作業を、
積み重ねることにより、ついには達成出来るものなのではないか。

 

「無理ではないか」「もう時間もお金も尽きるのではないか」
という焦燥感に突き動かされながらも、
好き故に続けた結果、夢を現実とすることが出来るのかもしれない……。

 

………

 

自ら建てたタワーを何とか穴に落とせた喜びに浸るあまり、
「夢を叶えるには」という人生の大命題と
ジャックポットを結び付けて考えたのは、
あまりにも飛躍しすぎである。

しかし、それだけ嬉しかったので、記憶として留めておこう。

 

 

今回、メダルゲームで使った金額と獲得枚数を以下に記しておこう。

 

現金2000円+会員カードポイント400点で、
メダル数600枚でスタートし、
1200枚まで増えたところでゲームを終えた。

 

はまると沼が深いので、

安易に「メダルゲーム面白いよ!」とオススメ出来ないが、
限度を守ってたまの気晴らしに遊ぶのは良いかもしれない。

 

今回はたまたま運が良かったが、
全てのメダルが機械に吸い込まれて、はい終了。
という結末も往々にして有るので、気をつけていただきたい。

 

 

仕事から離れ、久々にリフレッシュ出来たこと。
夢を叶えるというのは地道な作業の連続だが、
時には叶うこともあるのだと、身をもって知れたということで、
良い目を見せてもらった1日。

 

我ながら単純だが、こういう日もたまには良いだろうと思っておくことにする。

 

たまったメダルはゲームセンターに預けておいたので、
1月以上間をあけて、また気が向いたら遊びに行こうと思う。

 

 

じゃね!