メシフクロウの雑記

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家族で大盛り上がり!協力ボードゲーム「ヒトトイロ」がとても楽しいという話

家族揃って大笑いして、
盛り上がったボードゲームがある。
その名も、「ヒトトイロ」だ。

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名前の通り「色」がテーマのボードゲームである。
各自手札として15種類の色が描かれたカードを持ってスタート。
親がお題を出し、全員がお題のイメージに合った
色のカードを裏にして出す。
これをお題を変えて5回繰り返し、
出した色が全員一致したら成功という協力ゲームだ。


このボードゲームがうちで重宝された理由の1つが、
幅広い年齢層をカバー出来るという点だ。


この時遊んだメンバーは5人。
中でも最年長は、御年90歳の祖父。
普段ボードゲームを遊ぼうと持ちかけると、
ルールの難しさや駆け引きの必要性から、
どうしても祖父が輪から外れてしまう。

しかしこのヒトトイロは、
お題に沿って色を出すという単純明快なルールだし、
年齢が異なっても十分面白い。
ルールをその都度教えつつ、十分祖父でもプレイ出来た。

あまりにも盛り上がったので、
3つ程思い出をあげてみる。


まず、祖父が出したお題「指輪」

このお題に、3人が「金色」、2人が「銀色」のカードを出した。

「えーっ!?指輪って銀でしょほら!!」

と自分がつけている指輪を見せてアピールするわたし。
旦那も同様に銀色を出している。
祖父と父と義理の母は、
「あなたがつけてるのはプラチナでしょ?指輪といえば金だよ!」と譲らない。
どうやら父世代あたりまでは指輪=金色で、
銀色の指輪はみすぼらしいイメージがあるのだとか。

「銀色はねぇー…」と言って頷きあっている3人。
若い人はみんな当たり前に銀色の指輪つけてるよ!と
主張するわたしと旦那であった。


続いて、旦那が出したお題「織田信長

父以外の4人は「赤色」、父だけ「茶色」のカードを出した。

「何で赤色なの?」と疑問を浮かべる父に、
織田信長といえば比叡山延暦寺の焼き討ちだよ、
殺戮で血を流したイメージだよ!と伝える4人。
一方父が茶色を出した理由が、「昔の人だから」だという。
何だそりゃー!!と皆が大いに笑い転げた。


最後に、またまた祖父が出したお題「寺社仏閣」

祖父と義母が「金色」、父と旦那が「赤色」、
わたしだけが「茶色」を出した。

「寺社仏閣と言えば金閣寺だよ!」という金色派と、
「赤い鳥居を思い浮かべた」という赤色派。
そしてわたしは、「昔の物だから」という理由で茶色派。
織田信長」で茶色を出し物議を醸しだした父と
同じ理由で茶色を出したと気づき、これまた全員で大笑い。


1回ゲームを終えても、「もう1回!」の声がかかり、
結局この日は3回も繰り返して遊んでしまった。

祖父も自分で考えて色を出すのが楽しかったらしく、
「BBQ」というお題で1人だけ「緑色」を出した時には、
「BBQといったらピーマンでしょう」と堂々と主張し、場を盛り上げた。

次の日になっても、「昨日のゲームは面白かったね」と話題に上がり、
ゲームを持参した旦那も、わたしもほくほくとした気持ちになった。


ヒトトイロはジェネレーションギャップがあればある程面白いし、
相手の考え方や感性を改めて知ることが出来るので、
コミュニケーションに最適なボードゲームだ。
また協力ゲームなので、誰か1人が勝った負けたがなく
平和的でのんびりしている。

回答が異なった時の感想戦が異常に楽しいボードゲームなので、
ぜひ家族や友達とワイワイ楽しんでほしいと思う!


以上!じゃね!