メシフクロウの雑記

メシフクロウの雑記です。文字で語りたい。

オカメインコがそのう炎になって、病院の大切さを思い知った話

オカメインコの世話にいっぱいいっぱいになっていました。

 

オカメインコのプルを飼って、身も心も浮かれていたわたしと旦那。

飼って数日たった頃、プルの喉からしゃっくりのような音が。

餌を食べるたびにしゃっくりしてたので、

気になって病院に行ったところ

「そのう炎」であると診断がされた。

 

「そのう」とは、

オカメインコたちが餌をためる場所。

たまった餌がきちんと消化されないままに次の餌をあげたり、

古くなった餌をあげたりすると、

たまった餌が腐ってしまうのだという。

 

詳細な原因はわからないが、

プルのそのうも炎症を起こしている状態で、

このままだと命が危ないと医師に言われた。

 

また、わたしたちの飼い方が余りに未熟で

勉強不足だとも言われた。

 

初心者であるとはわかってはいたが、

医師から率直に指摘され、

そしてプルの過酷な状況を知り、ショックを受けた。

 

ただ、厳しくも動物思いの先生で、

餌のやり方、保温の大切さ、そして

「わからないことがあったら何でも聞いてください」との言葉をいただく。

その言葉に甘え、お世話のことや体の状態のこと、

あれやこれやと今も電話で質問させてもらっている。

その都度アドバイスをくれる医師には感謝しかない。

 

薬ももらい、保温もしっかりとしたら、

しゃっくりはまだ続くものの頻度は落ちた。

目の色にも輝きが戻ってきて、葡萄色の瞳がきれいだ。

以前は日中もうつらうつらしていたが、

最近は体力も戻ってきたようで、鳥かごをいそいそと登ったりしている。

 

幼鳥から成鳥への移行期間らしく、

鳥かごの中でよく羽ばたいているなと思ったら、

少し外に出した瞬間バッサバッサと飛びもした。

これにはわたしも旦那も驚いた。

 

餌のやり方も医師のアドバイス通りに与えている。

しゃっくりがなかなか止まらないのが心配だが、

食欲が旺盛なのが何よりだ。

 

近いうちに、医師を尋ね再度様子を診てもらおうと思う。

完治するまで、油断は禁物だ。

 

 

医師は、プルを診察してくれた際、

わたしたちにこう言った。(言葉遣いは変えています)

「ネットに書いてあること、本に書いてあること、いい加減な事も多い。

 しかもあなたたちは初心者だ。

 こんな状態になってしまったことを責めるつもりはないけれど、

 きちんとした本を読んだり、専門家に意見を求めた方が良い」と。

 

そして教わった餌のやり方や、飼育方法などは、

初めて聞くことが多かった。

 

医師が言う通り

根本的な問題は、わたしたちの勉強不足だろう。

 

ペットショップの店員さんからのアドバイスや、

オカメインコの飼い方の本、

ネットの情報などを元に世話をしていたが、

個体によって対応は少しずつ変わってくるし、

正しいと思っていたやり方でも、勘違いや、誤りがある場合もある。

そもそも、犬や猫に比べて、小鳥の情報はネットにも少ないし、

それを間違いだと指摘してくれる人も、なかなかいない。

 

プルのしゃっくりについても、

そのう炎の兆候だとは、恥ずかしながら診断されるまで気づかなかった。

 

医師から教わった餌やりの方法などは、

もし伝え間違いがあったら大変だし、

専門家でもないので、この記事にはのせない予定です。

 

 

 

この記事で言いたいのは、

オカメインコの動きがいつもと違っていたり、

様子が悪そうにしていたら、

必ず医師に判断を仰いだ方が良いということだ。

 

 

もちろんネットや本の情報が役立つ時もあると思うけど、

ブリーダーさんや余程買い慣れた人でない限り、

「今うちのオカメインコがどんな状態なのか」を

正しく判断出来るのは、間近で診察してくれる医師だけだと思うのだ。

 

ペットを飼ってる人にしたら当たり前のことだろうが、

自己判断は、命に関わるということを今回思い知らされた。

こんな胸が潰れるような思いをする人が1人でも減るよう、

そして、自分自身への戒めの為、この記事を綴る。